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2006年11月13日

「与党ボケ」ここに極まれり

Thinking

教育基本法の改正案における「不当な支配」を巡る議論について。

この文言は時の政権、あるいはそれに影響力を行使しうるものから教育を守るということに主眼がある。これは、戦前、軍部が教育に介入してきたという歴史を踏まえているのはもちろんのこと、おそらく終戦直後、共産主義政権の誕生が現在よりももっと現実味を帯びていた時代、彼らによって教育が牛耳られることのないよう、リスクをヘッジする意味合いもあったのではないだろうか、と推測する。

今回の改正で法律に基づいて行なわれる教育は不当な支配に服するものではないことを明確したところでございます。それによりまして、法律に定めるところにより行なわれる教育委員会等の命令や指導などが不当な支配ではないということが明確になったものと考えておるところでございます。

(10/31 稲田議員の質問に対する田中生涯学習政策局長の答弁より)

与党の人間に聞きたい。「不当な支配」の排除の宛名から「教育行政」を外して本当に良いのか?仮に、あなたたちが蛇蝎のごとく嫌う、左派或いは共産党を含む政権が誕生した際、彼らによって、「(実質的に)左に偏った・左がかった教育を」といった介入がなされても、それを肯定するのだな?親中政権が誕生して、「自虐史観」とやらをテンコ盛りに教えることを強制されても、それは不当な支配ではないのだな?卒業・入学式に日の丸・君が代は掲げたり歌ったりしてはならないという通達が出ても、文句は言わないわけだな?

それにしても「与党ボケ」ここに極まれり、だ。自分たちの側に永遠に政権があり続ける、と夢想しない限り、こういう発想は出てこないのではないだろうか。

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