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2005年06月15日

天皇を利用しているのは誰か?

Memo

以前書いた記事「不敬であるのは誰か?」とその関連記事「昭和天皇は何を詠ったか?」、「天皇制のあり方」は、このBlogの他の記事に比べても、非常に閲覧者が多い(天皇の影響力恐るべし)。ところで上記の記事で展開した説を支持する本を偶然見つけた。

岩見隆夫「陛下の御質問」によると、元総理大臣である中曽根康弘氏の靖国への公式参拝中止に際しては、このようなことがあったと言う。

まもなく、富田朝彦宮内庁長官から中曽根のもとに、天皇の伝言がもたらされた。「靖国の問題などの処置はきわめて適切であった、よくやった、そういう気持ちを伝えなさい、と陛下から言われております」
確かに昭和天皇が靖国について本当はどう思っていたのかを示す直接的証拠は無い。だから僕なんかは非力ながらもこうやってコツコツと状況証拠を積み重ねているわけだけれども、世の中にはそういうのを全く無視して平気な人がいるんですねえ、櫻井よしこさん。何の根拠も示さず(取材による裏づけも示さず)ただ自分の「推測」(それは妄想とどう違うんだろう)だけで
崩御の少し前に出されたこれらの最高裁判決を“きざし”と解釈された可能性はあるのではないか。いずれの歌からも靖国神社参拝を熱望なさる心情が伝わってくる。陛下の心中の“うれひ”は“A級戦犯”合祀よりも、国に殉じた人々への政治家たちの言動に対する深い失望ではなかったのか。
中曽根氏は外国の意向故に、日本国の土台を揺るがせた。陛下はそのことを悲しみ、「うれひはふかし」と詠まれたのではなかったか。
天皇の心をこれ以上曲解し、踏みにじることは許されない。
などと主張してしまうあなたの神経(ジャーナリストとしての良心)を僕は疑うな。というか、あえて言わせてもらう。「恥を知れ」。

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